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【特集】育児ママに聞いてみた、創業9年目のベンチャーで子育てしながら働く実態 。

セルソースには育児をしながら働いているメンバーが大勢いますが、就職先としてご検討くださる方からは「子育てをしながらでも働くことはできますか?」「子育てをしながら働いている人はいますか?」といったご質問をいただきます。

「ベンチャー」という言葉が一人歩きしてしまっているのか、「ベンチャーってとても忙しいのでは?」「子育てをしながら働くのは難しいのでは?」といったイメージが先行しているのかもしれません。

今回は上記のような疑問や不安をお持ちの方に向けた記事として、子育てをしながら働いている「育児ママのメンバー」に、セルソースに入社した理由や働き方の実態についてインタビューしてみました。

手島 ひかる|Hikaru Tejima
所属:CPC本部 品質保証部長 兼 研究開発部
入社時期 :2017年4月

二児の母。セルソースに入社後、2度の出産と産休育休を経験(育休産休利用期間:①2019年1月~2020年4月、②2022年6月~2023年4月)。2023年11月からは品質保証部長を担う。学生時代はアーチェリー部に所属。

土崎 てるみ|Terumi Dozaki
所属:デザイン戦略部
入社時期 :2022年10月

一児の母。出産後、子供が2歳の時にセルソースに入社。WEBデザイナー、UI/UXデザイナーとしてクリエイティブ関連の業務に従事。これまでに採用サイトの立ち上げ、コーポレートサイトの運用や、事業関連WEBサイトなどを担当している。スケールアップするセルソースで、デザイン組織の最適化に邁進中。

ーーまず、お二人がセルソースに入社された理由を教えてください。

手島:
私は2017年に新卒で入社し、現在入社7年目です。入社時は創業から2年目のタイミングで、在籍メンバーは10名程度でした。応募した理由は、求人サイトに掲載されていた「細胞培養職」の求人が目に留まったことと、東京での就職を希望していたからです。

一次面接では裙本さん(当社代表)が対応してくださったことを覚えています。学生の頃から「将来的には子供が欲しい」という想いがあり、育休が取れる環境であるかは選考の段階で確認していました。

会社としてはまさに「ベンチャー」という名前が相応しいステージでしたが、面接の際に「この会社でならキャリアとプライベートの両立を目指せるかも」と感じ、入社を決めました。入社後、結果的に「セルソースでの産休育休取得第1号社員」となりました。

土崎:
私は2022年に入社し、現在入社2年目です。大学を卒業後、実家の会社で3年間テキスタイルデザイナーとして働き、その後、webデザインの道に進みフリーランスとして独立。5年程経験を積みました。そこから、結婚と出産を経て社会復帰するタイミングで「自分のキャリア感とマッチする会社」を探す中、セルソースと出会いました。

私が一番惹かれたのは、セルソースが「社会課題に向き合い事業を行っていた点」です。当時、子供がまだ小さく2歳だったのですが、子供の将来を考えた時に医療保険制度を含む日本の財政問題に対して漠然とした不安がありました。

セルソースは日本の医療制度の在り方を課題として捉えていて、事業を通して解決に取り組むビジネスモデルに共感しました。

また「事業にデザインをどう取り込むか」という考えが明確であり、とても特徴的でした。「ここで働く事は自分の子供の未来を作ることに繋がる」と考え、入社を決めました。

ーーお二人の働き方について教えてください。

手島:
私が所属する品質保証部は、患者さまの検体を扱う関係上、基本的に毎日オフィスに出社します。出勤時間は9:00で通勤時間は45分程度です。今は4歳と1歳の子供がいるので、お迎えの都合上、大体16:30-17:00頃には退勤しています。

部署のメンバーの理解と協力もあり、今の働き方を実現できています。帰宅後は子供たちを寝かしつけてから自宅で少し業務をすることもありますが、家庭と仕事のバランスをコントロールしながら働いています。

土崎:
私が所属するデザイン戦略部では固定の出勤時間は存在せず、勤務場所の決まりもありませんが、大体毎日6:00に起きて、3歳の子供にご飯を食べさせ、8:30頃に渋谷のオフィスに出社しています。

帰りは子供のお迎えがあるので18:30頃にはオフィスを出ます。19:30迄には迎えに行かないといけないので 、毎日バタバタしながら業務を切り上げ退勤しています。

ーー子育てをしながら働くことは大変だと思いますが、そんな中でも「働きやすさ」を感じる点はありますか。

手島:
周囲のサポートがあって実現していることですが、業務時間(私の場合は退勤時間)を自身の都合に合わせて調整できていることでしょうか。「今日は早上がりしよう」「今日は余裕があるから長めに働こう」 と調整できていることは大変ありがたいです。

また、品質保証部内には私以外にも子育てをされている方がおり、悩みを共有しやすい点も挙げられます。子供が熱を出してしまった時には早めに帰宅させていただくこともありますが、それを理解してくれるメンバーがいることは支えになっています。


土崎:
ありがたいなと思うのは、私以外の方もお子さん優先で仕事と折り合いをつけながら働いている点です。それを認めてくれる会社の雰囲気はセルソースの良さだと思います。

また、社内コミュニケーションツールであるSlackには「ママパパチャンネル」があり、育児をしながら働いているママとパパがお互いの悩みや困りごとを相談し合うために活用しています。

このチャンネルは自由に相談できる場所であり、部署関係なく同じ境遇のメンバーが助け合っています。分かり合える仲間がいるのは大きいです。

少し話は変わりますが、業務において裁量がある点にも働きやすさを感じています。セルソースの行動規範では「マイクロマネジメント」ではなく「シンプルマネジメント」が是とされており、すごく良い塩梅で業務を任せてもらえています。

ーー逆に、育児をしながら働く中で感じる大変さはありますか。

手島:
一番しんどいのは「自分の時間が取れないこと」でしょうか。休みの日も、仕事が終わって帰宅してからも子供中心の生活ですので、自分が好きなことをする時間がものすごく限られています。通勤時間が唯一のオアシスです。「ここで楽しまなきゃいつ楽しむ!」と思っています(笑)。

土崎:
私はクリエイティブ関連の職種だからこそかもしれませんが、案件の終わりが近づくにつれて仕事が突発的に増えることがあります。子供がいなかった時は多少無理をして対応することも出来ていましたが、今はどうしても子供中心の生活ですので限界があります。ここは今も悩みを抱える部分であり、試行錯誤している最中です。

ーー最後に、お二人の今後の目標や業務をするうえで意識されていることを教えてください。

手島:
今期から品質保証部長という役職を担っていますが、「頑張り過ぎちゃいけない」と自分に言い聞かせています。自分が頑張り過ぎるとそれがスタンダードになってしまい、周囲も引っ張られて無理し過ぎてしまう恐れがあると思っています。
 
手を抜くという訳ではなく、「この時間は仕事」「この時間は家庭」とメリハリを意識しています。これを実践することがセルソースの将来的な働きやすさにも繋がっていくと考えています。

土崎:
セルソースで過ごす日々は常にチャレンジングです。丁度、当社の新しい拠点である羽田グローバルCPC(神奈川県川崎市)に行ってきたのですが、セルソースがまた一歩前進している事を感じてきたところです。
 
家庭も大事にしながら、セルソースの成長にしっかりとコミットしていくことが私としてのチャレンジであり、会社の成長を推し進められるように貢献していきたいです。


編集後記

育児ママの二人にインタビューした今回の記事。読者の皆様の目にはどのように映りましたか?

セルソースに入社する段階から「目指すもの」「求めるもの」が明確だった二人。所属部署、業務内容は違えど、仕事を通して感じる働きやすさや難しさについてはお互いに共感し合っている様子が印象的でした。

記事の冒頭でも触れましたが、「ベンチャー」という言葉から「大変そう」というイメージを抱かれる方もいるかもしれません。今回インタビューしたメンバーは、大変さはありつつも、工夫をしながら家庭と仕事の両立に取り組んでいることが分かりました。

 今回の記事を通して、まさに「育児ママの働く実態」を感じていただければ幸いです。


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