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「好き・嫌い」「得意・不得意」関係なく、経験の幅を広げていきたい。【Our Voice Vol.25 舘山 奈実】

セルソースには「すべての人生に自由を 医療に革命を」というミッションの下に、多種多様で魅力的なメンバーが集結しています。

そんなセルソースのメンバーにインタビューしていく「Our Voice」。第25弾は、新卒入社2年目・生産技術部の舘山 奈実さんです。

舘山 奈実|Nami Tateyama
所属:CPC本部 生産技術部 兼 製造部 血液加工チーム
東北大学大学院・医学系研究科を卒業後、2023年に新卒でセルソースに入社。現在は生産技術部に所属し各種実験を担当。

偶然出会ったセルソース。「手を動かしたい」という想いとマッチした。

ーーセルソースに入るまでの経歴を教えてください。

大学院時代は仙台で過ごしていました。元々化学と生物に興味があり、特に生物が好きだったのでがんの抗体を扱う研究室に所属しました。抗体自体を作るというよりは作製された抗体の解析などを行っていました。

ーーセルソースを知ったきっかけを教えていただけますか。

研究室の先生が見せてくれた日経バイオテクの記事がきっかけです。

最初に調べた時は、あんまりキャピキャピしてない自分が渋谷に行ったらどうなるのかな? くらいの軽い気持ちでした。

ただ、元々実験が好きで「手を動かしたい!」という思いが強かったので、製造部の仕事内容を見たときに自分に合いそうだなと思いエントリーし、ご縁があって入社を決めました。

また、内定後のどこかのタイミングでセルソースがエクソソーム創薬に取り組むと聞いて、就活中は製薬会社にも興味を持っていたこともあり面白そうだなと感じました。

ーー入社後の初期配属は血液加工チームでしたよね。当時の業務内容を教えていただけますか。

4月に入社してから5月末くらいまでは製造の練習をし、その後、実際に患者様の血液検体を加工する実務に移りました。

学生時代に実験を多く経験してきたこともあり、スムーズに業務を行うことができたと思います。とはいえ、扱うのは患者様の大切な検体ですので細心の注意を払いながら取り組みました。

また、細かい部分ですが業務改善にも取り組みました。「教育資料をもっとわかりやすくしたい」「記録紙のフォーマットを変えた方が分かりやすいのではないか?」など、積極的に提案しました。

当時のチーム長の方も「じゃあやってみようか」と言って背中を押してくださり、実行に移すことができました。本当に風通しの良いチームでしたね。

想像より早かった部署異動も、成長のきっかけに。

ーー舘山さんは入社した年の11月には生産技術部に異動になりましたよね。当時の心境はいかがでしたか。

入社してから2-3年後くらいに異動したいなという気持ちはありましたが、まさか半年ちょっとで異動になるとは思っていませんでした。もっと血液加工チームで経験を積まなきゃと思っていましたし、自分のイメージよりは大分早かったですね。

ただ、これまでやってきた経験や知識を活かすことができる側面もあると思い、そこはプラスに捉えました。

ーー実際に生産技術部に異動されてどうでしたか。

これまでの経験を活かせる業務もあれば、当然ですが全く経験のないものもあり、いろんなことをしている内にあっという間に半年が経過しました(笑)。

ーー生産技術部での業務を教えていただけますか。

実験が中心で現在は4-5件くらいの案件を担当しています。今年の3月に新しくリリースしたPFC-FD™ (2.0)と従来製品の成長因子量を比較する実験も担当させていただきました。

血液加工チームではプロトコール通りに業務を行うことが求められましたが、生産技術部では案件によって関わる人も異なりますし、社内外問わずミーティングの機会も増えました。

正直なところ、そんなに人と話すのが得意ではなくて・・・。けど、経験を積むことで成長に繋がると思うので頑張っています。

――仕事のやりがいを教えてください。

弊社のサービスを利用された患者様の症状が良くなったという話を見聞きした時はやっぱり嬉しいですね。特に製造業務を担当していた時はそれがモチベーションになっていました。

――舘山さんが仕事で心がけていることや意識していることはありますか。

メールやSlackでコミュニケーション取る時がそうですが、文章がシンプルになり過ぎてぶっきらぼうな感じになってしまうことがあります。そのため、相手に少しでも柔らかく伝わる文章を書くことを意識しています。

――セルソースに入って、変わったことや成長を感じることはありますか。

「時間を有効活用すること」でしょうか。

担当する実験にもよりますが急ぎの案件が重なることがあります。それまではメールを送るのも苦手で後回しにしがちだったのですが、「メールを送って、返ってくる間に他の案件を進めれば時間を有効活用できるよね」と上司からアドバイスをいただき、今はそれをできるだけ実行するようにしています。

どうすれば効率的に業務を行えるか考えるようになりましたね。

また、「他の人の都合」も考えるようになりました。まだできていない部分もたくさんありますが、相手の都合や忙しさも考えながらコミュニケーションを取ることを意識しています。

――趣味やお休みの時の過ごし方を教えていただけますか。

ラーメンを食べるのが好きです。特に二郎系と家系が好きで。麺300gとかは普通に食べます。

帰宅途中に家系のラーメン屋があり、お仕事で疲れている時なんかは週2日くらいスッと入っちゃいますね。

二郎では生卵をつけてつけ麺みたいにして食べるのも好きです。

舘山さんお気に入りの二郎のラーメン

ーー舘山さんの今後の目標を教えてください。

元々はプロトコール通りの仕事が求められる血液加工チームの仕事が好きでした。

ただ、生産技術部に異動してきてからは複数の実験を同時並行で進める必要があったり、人前で話すのが得意ではないのにミーティングの司会を担当することになったりと担当する業務の幅が広がりました。

以前上司から「いろんなことを経験してできるようになればいいんじゃないかな」と助言をいただいたことがあるのですが、本当にそうだなと思っています。

今後も「好き・嫌い」「得意・不得意」に関係なくいろんな経験を積んでいきたいです。