【特集】セルソースの育児パパが語る、「私の働き方」
こんにちは。研究開発部の松川です。
就職先として当社をご検討くださる方とお話をする中で、「子育てをしながら働いている人はいる人はいますか?」「実際どんな働き方をされていますか?」といったご質問をいただくことがあります。
セルソースには育児をしながら高いパフォーマンスを出しているメンバーが多数おりますので、その内情をお伝えするべく、2024年2月に「育児ママのメンバー」の記事を公開しました。
今回は「育児と働き方」をテーマにした第2弾として、「育児パパのメンバー」に、セルソースに入社した理由や働き方の実態についてインタビューしました。
ーーまず、お二人がセルソースに入社された理由と、現在メインで行っている業務について教えてください。
細田:
私は2022年3月に入社し、現在入社3年目です。前職は住友商事で農業分野における海外M&Aを中心に仕事をしており、ブラジルに2年、ウクライナに3年駐在していました。セルソースは当時社員であった友人から紹介されましたが、会社のミッション、行動規範に共感できたこともあり、入社しました。
今年の6月からは営業本部長として約50人の仲間と共に、当社の主要事業である加工受託事業の拡大を通じて、再生医療の社会実装を日々推進しています。
坂元:
私は2021年に入社し、現在3年目です。親しい友人の紹介で初めてセルソースを知ったのですが、市場の成長性とユニークな事業内容に魅力を感じ入社を決意しました。
入社当初はインサイドセールスの責任者として、提携医療機関数を増やすことに尽力してきました。現在ではサービスをご利用いただく先生方と一番近い距離で営業活動をしています。
ーーご家庭での子育ての分担と平日の1日のスケジュールを教えてください。
細田:
1週間の家事・育児を妻と出来る限り分担するのが我が家の基本方針なので、週2回は娘の保育園のお見送りとお迎えを行っています。
ただ、かなりの頻度で朝早い時間の打合せや会食が入るので、自分が1週間の中で対応できる日を先に決めさせてもらっています。私のスケジュールに合わせてもらっているので、そこは楽をさせてもらっています。
お見送りの日は9時頃にオフィスに着いて、そのまま仕事を開始します。会社はリモートワークOKですが、私は基本出社していますね。お迎えの日は17時頃に退勤して保育園で子供を迎えた後、夕食・入浴・就寝まで一人で対応します。そのあと仕事を再開することが多いですが、子供と一緒にいると緩んじゃうので、結局寝ちゃいますね(笑)。
育児をしている時に社内外からの連絡が気になり携帯を見たくなることもありますが、出来る限り見ないようにしています。「パパ携帯やめて!」と言われたり、悲しそうな顔をしますからね。なので、寝かしつけが終わった後にSlackを開くと、メンションされたメッセージが凄く溜まっています(笑)。
坂元:
私は週3日くらいで送り迎えをしています。妻は仕事柄、どうしても家を外したり外泊になったりすることもあり、お互いにカバーし合い担当しています。
朝、子どもを送る時は8時頃に保育園へ行き、オフィスには9時半頃に到着します。お迎えの時は17時頃にオフィスを出て18時頃に保育園に向かうスケジュールですね。子どもの顔を見ると疲れが吹っ飛ぶとはよく言いますが、私もそう感じるうちの一人です(笑)。
ーー子育てをしながら働くなかでどんなことを感じますか?
細田:
時には、子育てと仕事を両立させるのが大変な時はありますが、それを何かの言い訳にはしたくないですし、したことは無いと思います。子供の送り迎えによって仕事の時間が圧迫されたりはしますが、当たり前だと思っていますし、気にしていません。
また、子育てをすることで仕事に対してポジティブな効果もあります。自分や大人の中の”当たり前”が、子供にとってはそうではないので、「世界が子供からどう見えているか」を気にすることで視野が広がった気がします。
「他者の視点を理解する」のは、ピープルマネジメントの肝ですからね。
坂元:
送り迎えのスケジュールを加味して仕事を進めるので、何もなければ特に困ることはないですが、子どもが風邪を引いた時だけは別です。訪問するはずだった医療機関には行けなくなり、出るはずだった会議も欠席しなければなりません。
ありがたいことにセルソースのメンバーは本当に理解があり、サポートしてもらっています。細田さんもそうですが直属の上司もお子さんがおり、組織として理解が得やすい環境です。「イレギュラーな対応をお願いしても大丈夫だ」と感じており、心理的安全性が高く非常にありがたいです。
それでもやはり仕事と家庭でイレギュラーが重なった時は本当に辛いです。実際に4日ほどワンオペのうえ、子どもの風邪が続いたときは、完全にキャパオーバーになってしまい妻と緊急家族会議を開催したこともありました(笑)。
いま振り返ると笑い話ですが、当時は余裕が無く、子どもに笑顔すら向けられない状況でした。そこまで深く沈んだことが初めてだったので戸惑いましたが、やはりそういう時に支えてくれたのは周囲の人たちでした。あの時嫌な顔ひとつせず助けてくれた上司やチームメンバー、そして妻には本当に感謝しています。
ーー休日のお子さんとの過ごし方を教えてください。
細田:
娘が今、カルタと神経衰弱にはまっているので一緒にやっています。結構、真剣にやりますよ。気を抜いていると負けてしまうので。週末は出来る限り公園に行って、一緒に外で遊ぶようにしています。あと、いつ将棋を教えようか、と時期を伺っているところですね(笑)。
坂元:
最近、子どもと一緒に乗れる電動自転車を買ったので2人でいろんなところに行っています。私自身家にいるより、楽しそうな場所を散策するのが好きなので子どもと一緒に好きなことをできる楽しみを味わっています。
あとは、この前初めて子どもと二人で飛行機に乗って2泊3日のプチ旅行に行きました。一言でいうとめちゃくちゃ大変な旅行になったのですが、今は親としてできることが増えていく自分を楽しんでいる面もあります。
ーー最後に、お二人の今後の目標を教えてください。
細田:
セルソースは社長が代わり、大きな変革の時を迎えています。そして、その変化を早期にアジャストし、自分自身も変化を起こすのが、営業部門を統括する執行役員としての役目だと理解しています。
私自身初めての営業責任者ということで、不安と戦いながら激しい日々を送っていますが、育児と両立し、そして家族からパワーを貰って、「再生医療の社会実装」という壮大な目標を実現させたいです。
坂元:
セルソースが掲げている価値観に「幸せになり 幸せにしよう」という言葉があり、この言葉にとても共感しています。多くの会社では顧客への価値提供が第一優先にくるなかで、セルソースではまず自分が豊かになろうという価値観です。確かに自分の心身が良い状態でないと、他人に対しても良い影響は与えられないですよね。
わがままに聞こえるかもしれませんが、まずはどんな状況でも自分を守れて労われる人になりたいと思っています。決して楽をするということではなく、多くの挑戦や負荷を乗り越えるなかで、必要な時には周囲にちゃんと助けを求めることができる。それを実践できれば、結果的に、社内外に対しても良い価値を提供ができると信じています。
インタビュー後記
実はインタビュアーである私自身も育児パパのひとりであり、ふたりの話は大変興味深かったです。
周りの理解を得ながら家庭と仕事を両立されており、本当は大変な中、それを感じさせない姿が印象的でした。
共感する部分や学ぶ部分もあり、また、お子様への愛が感じられ、充実したインタビューでした。
読者のみなさんにもセルソースメンバーの「育児と働き方」を感じていただければ幸いです。