「セルソースに任せれば安全安心」と思ってもらえる存在を目指して。【Our Voice Vol.15 木内 玲子】
セルソースには「すべての人生に自由を 医療に革命を」というミッションの 下に、多種多様で魅力的なメンバーが集結しています。
そんなセルソースのメンバーにインタビューしていく「Our Voice」。第15 弾は、メディカルアフェアーズ本部 法規支援部の木内 玲子さんです。
法規支援部では、医療機関が再生医療を提供する為に必要な各申請や運用についてサポートしています。
研究者としてのキャリアが長い木内さん。インタビューでは、セルソースに入社するまでの経緯や仕事のやりがい、これからの目標について伺いました。
アカデミアの世界から、事業会社へ
ーー木内さんはセルソースに入るまでは研究者として働いてこられたそうですが、アカデミアの世界から事業会社に転身しようと思った理由を教えてください。
研究をすることは好きでしたし、やりがいも感じていました。ただ、私は好奇心が旺盛で、新しい環境を求める気持ちが徐々に膨らみ、「別のフィールドで この経験やスキルを活かしたい」という気持ちに変わったんです。
また、「好きなファッションやヘアスタイルで仕事をしたい」という想いもあり、一般的ないわゆる「オフィス」で働くことへの憧れもありました。
ーーそのような憧れを抱かれていたのですね。そこからセルソースを選ばれた理由を教えてください。
これまでの専門分野(分子生物学実験、顕微鏡観察(TEM 等)、ヒト培養細 胞取扱い)を活かせるのは医療業界かなと思ってました。そして、「オフィスで働けること」 を前提に転職先を探す中で、セルソースに巡り合いました。
今は変わってしまいましたが、当時セルソースが掲げていた「全ての人生に、 再生医療を。」(※)というミッションにはとても共感できましたし、バイオベ ンチャーでありながら創業来黒字と勢いもあり、魅力に感じました。これまでの専門分野を活かすこともできると感じた為、初めての事業会社への転職に不安もありましたが挑戦することを決意しました。
※セルソースの現在のミッションは「すべての人生に自由を 医療に革命を」。
「誰かの役に立てる喜び」がやりがい
ーー具体的な業務内容を教えてください。
医療機関が再生医療を提供する際には、「再生医療等安全性確保法」という法律に基づく対応が求められます。私が所属する法規支援部では、同法にて規定される各申請や運用について一貫して医療機関をサポートする業務に取り組んでいます。
また、セルソースが細胞加工を行う為に必要な手続きを対応したり、新規サー ビスの立ち上げに携わることもあります。特に、新規サービスの立ち上げに携 わる際には、これまでの研究者としてのキャリアを活かすことができています。
ーー仕事のやりがいを教えてください。
「人に分かってもらえる喜び」を感じられることですね。 前職で研究者として働いていた頃は、人に仕事内容を話しても「何をやっているのか」を理解してもらえないことが多かったのですが、今の仕事は理解してもらえますし、そしてその意義も分かってもらえます。
また、提携医療機関から患者様の喜びの声をお聞きすることもあり、セルソースが提供しているサービスが「誰かの役に立っているんだ!」と実感すること もできます。素直に喜べる瞬間があることは、日々の励みになります。
提携している医療機関の方々をはじめ、外部の方々とのコミュニケーションを取る機会も多く、その点も楽しめています。
ーー念願だったオフィスワークはどうですか。
満喫しています! 2023 年 8 月には本社オフィスが MIYASHITA PARKの向か いにある渋谷キャストに移転されたこともあり、働く環境は非常に良いです。 また、テレワークも導入されており、とても働きやすいなと思っています。
ーーセルソースに入社する前から再生医療に関する法律等の知識はあったのですか。
入社前はなく、入社してから勉強しました。知識を習得するまで時間はかかりますが、根気強く取り組めばマスターできますよ。
ーー法規支援部の仕事には、どんな経験やスキルが求められますか。
バイオ系の研究経験はもちろんですが、医療機関に提出する書類の作成業務を担当する為、「文章力」が求められます。細かいところまで目を配れる方には合うかもしれません。
ーー休日はどのように過ごされていますか。
月に 2、3 回、ハンググライダーに乗っています。名探偵コナンの怪盗キッドが乗っているやつですね。始めてから 20 年くらい経ちます。
これまで山形や和歌山、筑波に行きました。 選手として大会に出ることはありませんが、成績を付けるスタッフとして参加することがあります。
ーーそんなに前からやられているんですね。ハンググライダーの魅力はどんなところにありますか。
飛んでいる時はとにかく楽しいです。自然と地上で起こった出来事を忘れてリフレッシュすることができています(笑)。あと、ハンググライダーは意外とロジカルシンキングが求められるんですよ。例えば、急に風が変わったら「どこかで変化が起きているな」と考えます。
そもそも、風があやしい時は自分で飛ぶか飛ばないかを決める必要がありますし、飛んだら絶対に安全に着地しないといけません。そんな咄嗟の判断力が求 められるところも、魅力のひとつだったりします。
ーー最後に、木内さんの今後の目標を教えてください。
再生医療は比較的新しい分野なので、法律の対応等まだ知られていないことも多くあるかと思います。
私たち法規支援部は、これから再生医療を始めたいと思っている医療機関から 「セルソースに任せれば、導入から治療までスムーズに進められる」「セルソ ースに任せれば安全安心」と思ってもらえるよう、今後も法務的な立場から質 の高いサポートを提供していきたいと思います。