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「リーダーが変われば、組織は変わる」。セルソースのリーダー達は変わることが出来たのか、Teambox社に聞いてみた。

こんにちは、経営企画本部の細田です!
 
先日の記事で記載の通り、当社は2023年4月〜10月という長丁場に渡り、リーダー育成トレーニングプログラム“Teambox LEAGUE”を導入しました。
 
前回の記事では「プログラム導入の背景と中身」について記しましたが、今回はTeamboxの方々へのインタビューを通じて「セルソースってどんな会社なのか」「プログラムを通じて成長できたのか」など、外から見た生の声をお伝え出来たらと思います!
 
インタビューをさせていただいたのは、元早稲田大学ラグビー蹴球部監督のTeambox 中竹代表と、瀬田取締役です。最後まで是非お読みください!

 大きく進んだ「さらけ出し」。でも、まだまだ先がある(中竹代表)

Teambox 中竹代表/セルソース 細田

――まずは、中竹さんがセルソースを知ったきっかけを教えてください。

中竹:とある会食で裙本さん(当社社長)とご一緒したのが、セルソースさんとの出会いでした。私は会食の場であまり仕事の具体的な話はしないのですが、裙本さんとはどれだけ抽象度の高い話でも分かり合えることができ、それがとても印象的でした。
 
またその場で「もっともっと経営チームを強くしたい」というお話があり、会食を通じて感じた「裙本さんの価値観」が我々のTeambox LEAGUEにシンクロする予感がしたので、ご紹介をさせていただきました。
 
――実際にプログラムを始めるKick-off MTGがありましたが、その時の「印象」はどうでしたか。

中竹:始めるにあたり、「各々に期待する成長」を裙本さんから参加者に対して伝えていただきましたが、その質の高さに物凄く驚いたのを覚えています。具体性と抽象性のバランスが非常に高く、あのクオリティの個別フィードバックが出来る経営者はそういません。
 
Kick-off MTGが終わった後、社内のメンバーにも「あのレベルのフィードバックが行われている会社に対してプログラムを提供するのだから、我々も必死にならなくてはならない」と伝えました。
 
また、参加者の方々については、まず「とても素直な方々だな」というのが第一印象でした。成長に貪欲で、「こんな機会を貰ったのだから、絶対に成長しよう」という強い意欲を感じました。
 
一方で、「皆さん、結構高い”壁”をお持ちだな」と感じました。Kick-off MTGからメンバー間での対話セッションを設けましたが、余り盛り上がりませんでしたよね。
 
「自分を守る壁」「気遣い、忖度による相手との壁」、この二つが成長を妨げているのではないか、と感じました。
 
――その「スタート」から、6カ月のプログラムを経たメンバーを見て、どう感じられましたか。

中竹:一言で感想を言うとすると、「かなり”さらけ出し”が進んだな!」ですかね。我々は5つのチェックポイントを設定していますが、その中でも大事なのが「さらけ出し」です。特に何人かのメンバーはみるみるさらけ出せるようになり、表情などが明らかに変わっていったのも印象的でした。

――なぜ「そんなにさらけ出す」ことが出来たのでしょうか。

中竹:やはり、「隣のメンバーの変化を間近で見られる」ことが大きかったのではないでしょうか。とある一人が「こんなにさらけ出すのか!」という位に変化した所を見て、「自分も変化しなくては」と思ったのだと思います。
 
これがまさにTeambox LEAGUEの良い所で、個別のコーチングプログラムだとこういった「相乗効果」が発生しないんですね。まさに仲間が実行し、変化していく様から影響を受けて、それぞれが変わっていった印象です。
 
――その進化を遂げた今、我々の「次の伸びしろ」は何でしょうか。

中竹:二つあります。一つは、「まだまだお互いに踏み込めるでしょ」という点です。今回のプログラムを経て、経営メンバーの間にあった壁は下がったと思います。でもまだ消えていない。もっと本音でぶつかり、真剣議論出来れば、更にレベルの高い経営チームになると思います。
 
「場を与えられたら話せる」ではなく、常日頃から生身の部分をさらけ出し合えるチームを目指して欲しいです。
 
もう一つは「”マネジメント”を学ぶと、リーダーとして更に成長出来るはず」という点です。30代の方も多いセルソースの経営メンバーは、リーダーシップもマネジメントも「実体験」を通じて体得してこられました。
 
ですが、特にマネジメントはスキルの部分も大いにあるので、本を読んだり、人の話を聞くことを通じて伸ばすことができます。そしてマネジメントレベルが上がるとリーダーとしても成長出来るので、日々お忙しいと思いますが、「勉強」の時間を取っていただきたいなと思います。
 
――最後に、中竹さんから見て「セルソース」とはどんな会社ですか?

中竹:再生医療という本当に新しい領域において、「フロンティアの開拓」を体現されていると思います。ただ私は、セルソースは「事業が凄い会社」ではなく、「未知の領域で、社会課題の解決に挑戦する姿勢・本気度が高い会社」だと思っています。
 
先ほど、「隣のメンバーから影響を受けて、全員が変わっていった」という話をしましたが、これは普通のことではないんですね。お互いに足を引っ張り合う会社さんもあります。
 
ですが、セルソースさんはメンバー同士の間で「未知の領域に挑んでいく」マインドが共有されているからこそ、ポジティブな相乗効果が生まれているのだと解釈しています。
 
間違いなくグローバルトップの「Great Company」になると確信しているので、今後のセルソースと皆さんの成長を楽しみにしています!

「チーム」が会社を引っ張る未来が見えた(瀬田取締役)

Teambox 瀬田取締役

――プログラムが始まる「前」のセルソースの印象はどうでしたか?

瀬田:このお話をいただいたあと、事前にセルソースさんのことを把握するために色々と会社に関することを調べさせていただきましたが、やはり「勢いのある会社」という印象が強かったですね。
 
弊社はこの所、所謂”大企業”とのお付き合いが続いていたので新鮮でしたし、「飛ぶ鳥を落とす勢いで成長する会社が更に変わろうとしている。そしてそこに関わらせていただける」ことに大きなワクワク感を持ちました。
 
――Kick-off MTG時の印象は如何でしたか?

瀬田:中竹も触れていますが、まずは、裙本さんから参加リーダーお一人おひとりに対して伝えたフィードバックがすごく印象的でした。あれは他の会社ではまず見られない光景です。
 
また、リアルで参加リーダーの皆さんにお会いして、「間違いなく、いいチームになるだろうな」と心から思えました。とても自然で素直で、等身大な方ばかりだったので。
 
あと、チープな表現かもしれませんが、「爆裂に仕事している」ことがすぐにわかりました。しかも、それを平気な顔でやっている。
 
「やっぱりこのくらいやっているからこその成長なのか」と思いましたし、同じベンチャーとして「私たちももっと頑張らなきゃ」と思わせてくれた。私たちがサービスを提供させていただく側にも関わらず、凄い刺激をいただきました。
 
――その際に「このあたりが課題かな」と感じた部分はありましたか?

瀬田:一言で言うと、「分断」ですね。
 
例えば、裙本さんからのフィードバックに対して、浅く受け止めているような反応をする方はおられませんでしたが、「凄く頷いている人」と「ちょっと納得していない人」もいて、人によってはっきり反応が分かれていました。この辺りからも、中竹の言う「壁」を感じましたね。
 
――6カ月のプログラムを終えて、メンバーにはどんな変化がありましたか?

瀬田:Teambox LEAGUEを導入されている他の企業さんと比べても、大きく変化されたと思います。当時は勿論知りませんでしたが、プライム上場直前の時期とタイミングが重なっておられたので、皆さんも相当大変だったと思います。
 
ですが、そんな中でも皆さんがこのプログラムにコミットしてくださいました。とある方は「リーダーの成長の5つのチェックポイント」全てがレベルアップされましたし、とある方は回を追うごとにみるみると表情が変わっていきました。
 
また、参加リーダーのチームとしては、お互いの間にあった壁はかなり取り払われたのではないでしょうか。ストレートに言うと、元々はお互いに対して「諦め」の感情があったのだと思います。
 
初めはそうした状態だったのが、諦めている場合ではなく「自分が伝えなければならない。だから伝える。」というマインドに変わり、お互いにしっかり意見を言い合えるようになったと思います。それもやはり、個別の学びではなく、この7人で一緒に学んだからこその成長だと思います。
 
――最後に、瀬田さんから見て「セルソース」とはどんな会社ですか?

瀬田:プログラム終了後の懇親会で皆さんの”素”の部分を拝見し、改めて「本当にいいチームだな」と思いました。
 
最初は「裙本さんが率いている組織」というイメージが強かったですが、「これからはこの経営チームが組織を引っ張っていく絵」が明確に見えましたし、ここからさらに成長し続けていかれるだろうという未来を確信しました。
 
既にTeambox LEAGUEの「セルソース版」を社内で取り入れられていると伺っていますが、まさにそういった取り組みを続けることで、止まることなく成長し続けると思います。
 
私たちがプログラムを提供させていただく側ではありましたが、逆に多くのことをセルソースさんと言う存在に関わることを通じてアンラーニングさせていただけた、刺激に溢れた時間でした。

Teamboxの皆さんとセルソースのリーダー陣

おわりに


プログラム自体は「6カ月」と書きましたが、その準備を含めると「9-10カ月」ほどの超・長丁場のプログラムでした。
 
準備段階からTeamboxさんに私の方から「あーだこーだ」と色んなお願いをして、意見を伝え、議論し、、、始まるまでにも相当の負荷を掛けることになりました。
 
ですが、Teamboxさんはそんな私に、そして当社の「こだわり」に付き合っていただき、我々の課題に向き合ったプログラムを提供してくださりました。
 
想いが共有出来る会社・人としか仕事が出来ないという不器用な我々に呆れずに、最後まで走り切ってくださったTeamboxさんには感謝しかありません。
 
我々は今回の「成長」を通じて「更なる社会課題の解決」を実現することでしかお返しは出来ないので、改めて事業の拡大に邁進したいと思います!


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