現場の声に耳を傾けると、問題の本質が見えてくる。【Our Voice Vol.8 岡田 陽平】
セルソースには「すべての人生に自由を 医療に革命を」というミッションの下に、多種多様で魅力的なメンバーが集結しています。
そんなセルソースのメンバーにインタビューしていく「Our Voice」。第8弾は、コーポレート本部 管理部 システムチームの岡田 陽平さんです。
再生医療関連の加工受託サービスを軸に事業を拡大してきたセルソース。その拡大をシステムやインフラの側面から支えてきた岡田さん。システム関連の企業を経てセルソースに入社し、現在はシステムチーム長を担当されています。
インタビューでは、セルソースに入社するまでの経緯や仕事で大切にしていること、これから成し遂げたいことについて伺いました。
前職でのご縁が生んだ、セルソースとの出会い。
ーーセルソースに入社するまでの経歴を教えてください。
新卒でシステム関連の企業に入社しました。そこから退職するまでの十数年間、一貫して一つのネット証券の企業にシステム・インフラ担当として常駐勤務していました。データセンターやデータベース、各種システムの運用・保守、オフィスの増床等、社内のインフラと呼ばれるものはほぼやっていました。当時の常駐先もセルソースと同じくベンチャーのような社風でしたので、色んな仕事をやらせてもらいました。
ひとつのことに集中して作業するのは飽きてしまう性格なので、自分には合っていたと思います。
ーー充実した日々を過ごされていた中、なぜ転職されたのですか?
十年以上同じ企業に常駐していたこともあり、職場の方々とは良い関係で仕事ができていました。「岡ちゃんだから言いやすい」と他部署の方から相談をいただけることが嬉しかったですね。一方で、なんとなく変化を求めている自分もいました。
その頃、ウォーキングが趣味だったのですが、長期休暇を利用しては東京から大阪、東京から仙台まで等、歩いて日本を旅していました。「せっかくならいつか歩いて日本を縦断したい」という思いもあったので、仕事をやめて長期の旅に出ることにしました。
ーー思い切った決断をされたのですね。
その時はあまり深く考えていなかったのですが、このタイミングでしか挑戦できないことだなと思い、決断しました。そして、約3ヵ月かけて無事に日本縦断を達成しました。
丁度旅を終えてこれから次の就職先を探そうとしていた時、前職の常駐先でご一緒していた方から電話があって、「うちに来ない?」と誘っていただいたのです。
実はその方は私が常駐していた企業を退職し、セルソースに転職していました。その電話をもらったのは12月末だったのですが「いつから来れる?」って(笑)。電話をもらった数日後に面接を受け、年明け1月からセルソースに入社することになりました。長旅を終えてすぐ働くことになってしまったので、正直もう少し休めばよかったなと後悔しました(笑)。
自由にやれる環境。だからこそ責任も重大。
ーー入社してみて、ギャップはありましたか。
オフィスがすごく綺麗でモチベーションが上がったのを覚えています。一方で、私が入社した頃のセルソースはまだまだシステムやインフラの面で未整備な部分もありました。
例えば、「メールが届かない」とか「FAXが届かない」といったこともしばしば。正直、「え、まだ入社したばっかりだから分からないんだけど」という思いもありましたが、絶対に「分かりません」とは言わないようにしていました。それを言ったら負けだなと思っていたので。
また、未整備な部分がある分、「自分がやろうと思えば何でもやれる環境」でもあったので、頑張れました。
小さな相談事こそ、大切に。
ーー現在担当されている業務について教えてください。
当社の加工受託サービスの受発注システムをはじめとした基幹システムの運用・保守から、情報セキュリティ関連の業務、ヘルプデスク等幅広く担当しています。
ーー仕事のやりがいを教えてください。
一般的にシステム開発の仕事だと、「このシステムを作ってください」と決まったものが降りてくるケースが多いですが、セルソースでは違います。
例えば、新しいサービスに関する社内システムを構築することになった場合、営業や製造、経理部門等、複数の部署の声をヒアリングし、要件定義からシステムの構築まで担当します。様々な部署の関係者とコミュニケーションを取る必要があるため大変ですが、その分やりがいは大きいです。
ーー仕事をする上で大切にされていることはありますか?
他部署の方からの相談事にはちゃんと耳を傾けることを意識しています。しっかりとヒアリングしてみると、「この部署ではこんな困りごとが発生しているんだな」とか「よく聴くと問題の本質は別のところにありそうだな」とかが見えてきて、そこから業務改善に繋げられることもあります。
また、そうすることでこちらからヒアリングしに行かなくても、あちらから相談してもらえるような関係性が築けますし、公の場でヒアリングしても見えてこないような小さな問題が見えてきます。小さな相談事こそ大切にし、他部署の方の声に耳を傾けるようにしています。
ーーセルソースに入って変わったことはありますか?
自分で考えて行動することが多くなりました。自分の決断が会社の方針に直結することもあるので、自由にやれる側面はありますが、責任は重大だと思っています。
ーー休日はどのように過ごされていますか?
筋トレと釣りをすることが多いです。筋トレは自宅の近くにある24時間営業のジムに通っていて、多い時は週4でトレーニングしています。早起きした時は朝3時から行くこともあります。感染症の影響でジムが閉まっていた時は公園で鍛えていました。懸垂したり、柱を手だけで登ったり。パワーリフティングの大会に出たこともあります。
釣りを始めてからは結構長いです。昔は手漕ぎボートで沖まで出て餌釣りをやっていました。ここ数年はルアー釣りが面白くて、夏場は沼津まで行ってやることもあります。
ーー最後に、岡田さんがセルソースで成し遂げたいことを教えてください。
今は全社横断のDX推進プロジェクトに参加し取り組んでいます。このプロジェクトでは「全社の業務改善活動を最大化させ、働きやすい環境を構築すること」を目標としており、当面の一大ミッションです。長期スパンで取り組んでいくものですが、しっかりと成し遂げたいです。